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haruna26と分裂と素直さと

id:haruna26の書くものが最近のオレの興味にヒットしてやたら面白い。最近AKBってまったく分からんよねーという話をしてたとこだったので、AKB関連とか。まぁ理屈はともかく感覚的には相変わらず1ミリも分からないけど。

で過去ログ読もうと思って人気エントリ見たらすごいことになってる。無名のハンドルでこのレベルのヒット連発。

まるで分裂勘違い君のよう。相当量の長文ばかりであるのも似ている。

オレが感じたharuna26の良さ。とてつもなく頭が良い、にも関わらず擦れてないというか悪びれてないというか、ともかく素直なこと。この辺に注目。

一般に頭の良いヤツは何周りかねじ曲がった人間が多い。小学校に入るときなんかにやるIQテストの裏の意図に、高得点を取った者を要注意人物としてマークするってのがあるという話も聞く。

振り返って分裂勘違い君は嫌なヤローだった。トリプルアクセルの三倍満だった。

でもちがうんだよね。いや半分は確かに嫌なヤツなんだろうけど、半分は状況のせいであって、当時はツイッターなんてなかったってこと。無名の人間がブログを始めるってのは実に苦行のようなものだったから。特になんらか野心を持ってる人間にとってのそれは。だからあーして滅多やたらに釣り針をしかける気持ちってのも分からないでもないわけで。

で要するに彼女の素直さという徳性も半分は元からあったんだろうけど、半分はツイッターでまずキャラクターなり読み手の実体なり信頼関係なりを構築して、それからブログの世界に入った、というその入り方が良かったんじゃないかと思うのだった。

 

 

 

 

話は変わって、ゆとり教育っていいね。最近その良さに目を開かれつつある。

データ的裏付けとしては、不登校児の大幅な減少ってのがある。年間7000人ぐらい減ったらしくこれは過去最大の下げ幅だったらしい。

そしてほとんど競争なく受験を通過してきている。学校は生徒を確保するのに四苦八苦で試験なんてもはや有名無実化している。

本来どこかで落ちこぼれるはずだった彼ら彼女らは、競争もしないままスルスル学校を通過し社会に出てくる。なるほど仕事はできないだろう。学校というのは工業化社会における「人材」を育成するために、あらゆるカリキュラムは作られているわけで、それが機能しないまま通過してくるだけだから「人材」としては機能しない。

しかしオレの少ない経験から言って「これがゆとりか」という違和を感じた人間というのは他の何がなくてもとにかく「素直さ」という徳性を備えてる。たぶん揉まれてないからだろうね。色々欠けていて(ってオレがいうのもなんだが)心配になるぐらいだけどとにかく素直なの。素直に聞いて、でもできなかったりやらなかったりするけど。

 

この素直さ。なんか知らないけどいいなーとは思ってたんだけど、最近ふとこの価値に気付いたのだ。そういうことかと。

『いい人戦略』

いや惜しかった。

『素直さ戦略』

多分これが正解。

考えてみれば理の当然なんだ。ネットに教えたがりはたくさんいる。掃いて捨てるほどいる。もはや腐っている。これからもどんどん増える。

何が足りなくなるか。教えてもらう人だ。パイはどんどん少なくなっていく。「余白」が圧倒的に足りなくなる。

素直さとは何か。自分の持っている白いキャンバスを最大化するためのものだ。それは普通年とともに失われていくが、若くして失うこともある。

しかしこの徳性こそ少子高齢化社会という世界における若者の最大の武器になるものだろう。いずれ余白をめぐっての争奪戦が繰り広げられるであろうことは間違いないのだから。

 

「ググれカス」はもう古い。

これからは「オレに聞いてくれてありがとう」ということにする。